ドッジボールにハマる45歳のちゃんさとです。
♯休みの日は子どもとドッジボール
本日は日曜日なので、ただの日記を書こうかなと思っています。
突然ですが…最近、うちの家族はドッジボールにハマっています。
とはいえ、子どもたちと外でボールを投げ合う中当てみたいなやつを想像していただければと思います。
これが、大人も本気になるんですよ。
♯本気になりすぎ
みんな徐々にうまくなってくる中で、ちょっと気が抜けると、やっぱりケガはつきもので。
ボク、久しぶりに突き指をしました。親指です。
昔バスケをやっていたので、突き指自体は日常茶飯事だったんですけど…大人になってやると、ダメージが全然違いますね。
「あれ、こんなに痛かったっけ」ってなりました。でも、痛いのはいいんです。そのうち治るので…。
今日書きたいのは、痛みの話じゃなくて、突き指をしたから気づいたことです。
親指一本使えなくなっただけで、今まで何も考えずにやっていた日常のことが、できなくなる。
ここが、今日のテーマです。
親指一本で、できなくなること

髪を整えようとすると、親指が引っかかって「痛っ」ってなる。
箸を持つのも、いつもなら普通に持てるのに、なんか痛い。
箸って、親指で支えているんですね。知ってました?

ボクは、ほんとに知らなかった。いや、昔は知っていたのかもしれないけど、忘れていました。
ペットボトルのふたを開ける。
スマホのボタンを押す。
動画をスワイプする。
全部、親指が入っているんですよ。
今まで何の不自由もなくやっていたことが、親指一本で、できなくなるか、めちゃくちゃ難しくなる。
そりゃそうだろ、という話なんですけど。
♯自分でもそう思う
指って、こんなに重要だったんだ。
当たり前すぎて一度も考えなかったことが、使えなくなって初めて、「ずっと親指に支えられていたんだな」と分かったんです。
日常が回っているとき、そこには必ず「親指」がある

ここまでは、突き指をした人が全員思うことだと思います。
でもボクは職業柄、ここから支援のことが浮かんできてしまって。支援の中でも、まったく同じことが起きているなと思ったんです。
利用者さんの日常が、当たり前に回っているとき。
朝起きて、ご飯を食べて、事業所に行って、帰ってきて、ヘルパーさんを迎えて、寝る。
一見、何も起きていない普通の一日です。
でもその裏側には、必ず誰かの支えがあったり、本人の頑張りがあったりする。
朝の声かけをするご家族。週2回の訪問で食事や買い物をしてくれるヘルパーさん。薬を飲み忘れないようにしている本人の工夫。通所先の職員さんのさりげないフォロー。行きたくない日も、がんばって行っている本人。
これ、全部「親指」なんですよね。
普段は見えない。
でも、そのひとつが抜けた瞬間に、普通の一日が回らなくなる。
これはボク自身の話でもあって。
ボクの日常が回っているのも、妻が回してくれている部分、仕事仲間に回してもらっている部分、子どもに支えてもらっている部分が、めちゃくちゃあるんですよ。
でも普段は、自分の力で回している気になっている。
♯時々しっかり怒られます
突き指みたいに、誰かが抜けて初めて「ここで支えられていたんだ」と気づく。
対人援助職のボクらは、利用者さんの「親指」を抜ける前に見ておく必要があるなと、改めて思いました。
自覚していないと、即崩れする
ボクは思ったことを気づきメモに書いているんですが、そこにこう書いていました。
「このことを自覚しておかないと、何か崩れたときに、総崩れしてしまうこともある」
親指って、抜けたら「指4本でなんとかする」という形にはならないんですよね。
箸が持てない。ペットボトルのふたが開かない。一本抜けただけで全部止まってしまう。
支援でも同じ構造があります。
お母さんが元気なうちは回っていた日常が、お母さんが入院した瞬間に丸ごと止まる。
あの職員さんがいたから通えていた作業所に、その人が異動した途端に行けなくなってしまう。
支えがひとつだったことに、抜けてから気づくんです。
だからボクがアセスメントで大事にしたいのは、困っていることだけじゃなくて「今、なんで回っているのか」のほうです。
回っている理由を、書いておく。それだけで全然違います。
その理由がひとつしかないなら、抜けたときのことを平時から考えて、本人と一緒に共有しておく。
先日、災害の話で「誰が来てくれるのかを決めておこう」と書きましたが、あれとまったく同じで。

当たり前の中身を、当たり前じゃなくなる前に、言葉にしておく。
突き指が、それを教えてくれました。めっちゃ痛かったけど。
最後に

今日、自分の日常を回している「親指」を、ひとつだけ挙げてみてください。
家族でもいいし、同僚でもいい。朝のルーティンやコーヒーでもいい。
「これが抜けたら、ボクの一日は止まるな」というもの。
見つけたら、できればその相手に「ありがとう」を一回、言ってみてほしいんです。
「コーヒーになんで言うんだよ」と思うかもしれないんですけど…ルーティンに支えられていることをあえて言葉にするために。
対人援助職の方は、担当している方の「この人の日常の親指は何だろう」を、ひとつ。
それがもし一本しかないなら、次に会うときやモニタリングで、そっと話題にしてみてください。
みなさんの日常を回している「親指」は、何ですか。
ではまた。
「ご機嫌で19年続けられた小さな習慣」を無料でお配りしています👇
※いつでも解約できます
naKaraからの補足|日常を支える「見えない支え」に目を向ける
私たちの日常生活は、家族や周囲の人の支え、自分なりの工夫など、さまざまな要素によって成り立っています。
普段は当たり前に感じていることでも、その支えがなくなったときに、初めて大切さに気づくことがあります。
相談支援においても、今困っていることだけでなく、「今の生活がどのような支えによって成り立っているのか」を知ることが大切です。
例えば、家族の声かけによって生活リズムが整っていたり、本人なりの工夫によって安心して外出できていたりすることもあります。
こうした支えや工夫を把握しておくことで、生活環境に変化があったときにも、本人と一緒に必要な支援を考えやすくなります。
一人ひとりの日常を支えているものに目を向け、その人らしい暮らしを大切にしていくこと。
それが、安心して生活を送るための相談支援につながるのではないでしょうか。






